ZOHOの顧客情報はおおきく分けて、3つのカテゴリがあります。
- 見込み客・・・まだ取引を開始していない、これから顧客になる可能性のあるお客さま。(人単位)
- 取引先・・・取引がある顧客(会社単位)
- 連絡先・・・取引がある会社の担当者(人単位)
「見込み客」は、取引を開始した時点で、「取引先」+「連絡先」に変換できます。
「見込み客」の会社情報が「取引先」に登録され、
「見込み客」の人情報が「連絡先」に登録されます。
※始めから取引を開始している場合は、
もちろん、見込み客を経由しなくとも、「取引先」「連絡先」への登録も可能です。
では、「見込み客」を「取引先」+「連絡先」に変換してみます。
(この辺りのヘルプはまだ英語ですね〜。)
「見込み客」を「取引先」+「連絡先」に変換
- メニューバーから「見込み客」をクリックして一覧を表示し、一覧から取引先に変換したい見込み客をクリック。
(ここでは、『一郎 清水』『たちつてと株式会社』さんを変換)
- 上のバーの「次のステップへ」ボタンをクリック。
- 下の「次のステップへ」ボタンをクリック。
- 変換が完了しました。
もう一度「見込み客」リストを表示すると、『一郎 清水』さんはもういません。
「取引先」リストを表示すると、『たちつてと株式会社』さんが追加されています。
「連絡先」リストを表示すると、『一郎 清水』さんが追加されています。
取引先には連絡先がきえちゃう!?
ここで一つ懸案事項を発見。
連絡先には、会社情報があるのですが、
取引先には、人情報が引き継がれていないのです。
※(2015/10/9)追記・修正あり。下記参照。
「取引先」『たちつてと株式会社』の詳細。
『一郎 清水』さんの情報はありません。項目自体がないです。
※「取引先の担当者」とは自社の担当者のことです。わかりにくいですね。
「連絡先」『一郎 清水』さんの詳細。
『たちつてと株式会社』所属なのがわかります。
このようになり、取引先のデータからは相手先の担当者がわからないわけです。修正(2015/10/9)
一つの会社に、担当者が複数いることもあるので、そのためかとは思いますが、第一担当者みたいなのがあるといいかもしれません。
「連絡先」の会社名で検索すればわかる事ですが、一手間ありますね。。この辺りの使い勝手は、まだよくわかりませんが。
追記(2015/10/9):
「取引先」の右端に紐づく「連絡先」が表示されていることに気付きました。(右下に『一郎 清水』さんが表示されていますね。)
おそらく「取引先」レコードに担当者情報はないのですが、参考に紐づく「連絡先」レコードを表示してくれています。
「取引先」に対し、複数の担当者がいた場合でもここに複数表示され、ワンクリックで「連絡先」に飛べるので、素晴らしい機能です。
また、これはZOHO全てにおいて言える事なのですが、
レイアウトの基本が欧米仕様なので、日本人は見た目上とっつきにくいところがあります。
(ヘルプも突っ込んだ解説になると、英語が多そうです。)
例えば、顧客情報でいうと、
・姓名が逆(上記の例)
・住所が番地→町名→市→県の順番
・〒番号検索がない
・項目名が不自然
などなど。
この辺りは、殆どカスタマイズができるようなので、別トピで紹介していきたいと思います。